少林寺拳法とは

少林寺拳法とは

少林寺拳法は、武道・護身術の技術修練を中心に、学科や鎮魂行(座禅)などにより、身体と心をバランスよく養う修行です。修行を通して社会に役立つ人づくりを目指しています。少林寺拳法の技術修練は主に、「突き・蹴り・受けなどの剛法」、「掴まれた手を抜く、相手を投げるなどの柔法」から構成されています。少林寺拳法は健康維持も目的のひとつです。自分の体力に合わせて修練できます。自分のペースで修行できるカリキュラムにより、子供からお年寄りまで楽しむことができます。運動不足解消やダイエットを目的に通われているかたもいます。

 

少林寺拳法創始者

宗 道臣(そう どうしん)

少林寺拳法は宗道臣が、戦後の日本において荒れ果てた社会、夢も誇りも持てない人間の姿をまのあたりにし、「平和で物心共に豊かな社会をつくりたい」と1947年香川県多度津町で少林寺拳法を創始しました。1911(明治44)年2月、岡山県作東町(現美作市)生まれ。17歳のとき、中国に渡り、大陸を駆け巡る。その間、縁あって嵩山少林寺の流れを汲む文太宗老師の知遇を得てその門に入り、各種の拳技を修得する。1947(昭和22)年10月、香川県多度津町において、力愛不二の“教え”と自己確立・自他共楽を旨とする“技法”を中心とした、社会に役立つ人づくりの教育システムを考案して、拳禅一如の「少林寺拳法」を創始、少林寺拳法師家となる。1980(昭和55)年5月、逝去

 

少林寺拳法~創始者の肖像 第一回「生い立ちから大陸への雄飛」(↓クリックすると映像とともに音が出ます。)